TBS日曜劇場『VIVANT』が事前情報が一切公開されずに7/16(日)スタートした。
広大なモンゴルの砂漠がロケ地となり、約2か月間も海外ロケを決行した『VIVANT』。
豪華俳優陣に加え、砂漠シーンではCGを一切使用していないという情報は後から入ってきた。
しかし、ネガティブな感想を持つ人も多いようで「VIVANTが疲れる」「VIVANTついていけない」との声も多数あるようです。
何故『VIVANTがえぐい・疲れる・ついていけない』と言われているのか調査してみました。
『VIVANT』何故”疲れる””ついていけない”のか?
字幕が多い
日本から架空の国”バルカ”という国に”乃木憂助”(堺雅人)が誤送金問題で訪れますが、バルカはモンゴル語の為、現地人警察や政府との会話では字幕が画面の下に表示されます。
そして、CIAの友人サムに助けを求めたりするのは英語。
日本語、モンゴル語、英語が飛び交う事になって字幕が確かに多いです。
その為、字幕を読みながら登場人物の顔を見る事になるので、確かに疲れます。
洋画を観る際も当然そうなるので展開が早いと話についていけなくなりますよね・・・
とくに1話~3話まではバルカでの出来事なので確かに字幕が多かったです。
そういう理由から疲れる、ついていけないといわれているのではないでしょうか?
その他は・・・
①初っ端から胃が痛い展開で疲れる
②話が壮大過ぎて落ち着いて見れない、面白いけど疲れる
③急展開過ぎるのと、字幕で目が疲れる
④面白いんだけど凄すぎて疲れる
このようなコメントもありました。
確かに字幕が多いと、話を理解しながら目線が字幕を追っていくので、どうしても疲れると思います。
特に『VIVANT』のような、ミステリー系だと尚更で、頭を使い視線をあちこちに動かして理解していく必要があるので、確かに疲れます。
過去、私もそうでしたので・・・
疲れると言えば2020年待望の『半沢直樹2』では、後半戦ほんとうに疲れてしまって録画したまま結局観ることなく削除してしまいました。
この時は頭がパンパンで余裕がなかったように感じます。
何故継続して観ることが出来なくなったのかその当時は理解が出来なかったんですが、”疲れる”というのが率直な感想なんですよね。『VIVANT』はモンゴル語に英語が飛び交っているので、頭も使いますし、砂漠のシーンや銃撃戦は視覚的にもとても刺激的ですよね。
ですので、少数派かもしれませんが”疲れる”と感じて、観るのをやめてしまう人の事は理解できます。
②放送時間が長い
VIVANT第1話:92分
VIVANT第2話:69分
VIVANT第3話:59分
VIVANT第4話:46分
VIVANT第5話:60分
確かに通常のドラマですと45分位ですので第1話は特に長いですね。
展開も早い、登場人物も多い、言語も日本語&モンゴル語&英語が交錯すると特に”ついていけない”と思われるのかもしれませんね。
何かしながら『VIVANT』を観ていた場合、内容を理解できずにサクサク話が進んでいくので、確かに”長い”と感じると思います。
「訳が分からないのに長い」という事でしょうか・・・
私が『VIVANT』を観て、放送時間が長いと感じたかと言えば全然ノーでした。
むしろ面白すぎて「え?もう終わっちゃうの?」というのが率直な感想です。
特に1話は96分あるので、短い映画を1本観たような気持ちになりましたね。
あと伏線に関してですが、1話~3話は特に色々と考察が必要になるので、まだ観ていないけど『VIVANT』は必ず観る!という方はあらすじに一度目を通してから鑑賞するのがいいかもしれません。
”○○しながら”して楽しめるドラマではありません。
③ストーリーが複雑
確かにストーリーは複雑かもしれませんね。
誤送金問題がそもそもの発端ですが、登場人物や言語、字幕、公安、自衛隊の裏組織などなど・・・
取引先のバルカで自分の荷物を盗まれて、盗聴器を仕掛けられ、あれよあれとよいう間に何度も死にかけます。挙句の果てに”死の砂漠”と現地人からはいわれる広大な砂漠を7日間も歩いて、やっと隣国にたどり着く。
もっと要約すると、「ストーリーが複雑なので情報量が多くて疲れる・ついていけない」という事なんだと推測します。
何かしながらではきっとついていけないのは当然でしょう。
”ストーリーが複雑でついていけない”に関しては、逆にストーリーが複雑だから面白いと私は思いました。
まず、10億ドル送金したのに何故か100億ドル送金したことになってるって、それを聞いただけでも私はワクワクが止まらなかったんですよ。
「どういう事?」という疑問からスタートするドラマですので、字幕があったり、銃撃戦があったりと面白いを詰め込んだ映画というのが『VIVANT』なんです。
そして、出演者の豪華さがありますのでとにかく”面白いの祭り”だと思って鑑賞しております。
『VIVANT』は何故”えぐい”と言われるのか?
堺雅人の演技力が”えぐい”
『VIVANT』が”えぐい”と言われる理由は、どうやらネガティブな意味ではなく、堺雅人の演技力が凄すぎて”えぐい”というのが多かったです。
一人二役演じているので、演じ分けが”えぐい”などです。
堺雅人のセリフの量が多くて”えぐい”
確かに堺雅人演じる”乃木”の説明台詞は多くて、長いですね。
この説明台詞が合って我々視聴者が納得できるので、すっ飛ばず事が出来ない部分ですよね。
この他には・・・
・堺雅人と二宮和也が兄弟なんて”えぐい”
・堺雅人と阿部寛のタッグは素で”えぐい”
・堺雅人のダークヒーローっぷりが”えぐい”
・VIVANT面白すぎて”えぐい”
とこのようなポジティブな意味での”えぐい”でした・・・
個人的な感想を言うと、私はとてつもなく面白かったです!!
こんなドラマ今までなかったな・・・最高!!というのがリアルな感想でつい友達にもおススメしました。
スケールが壮大だから良いのではなくて、ストーリーの構成が面白いと思ったんですよね。
それと私は逆にスピード感があって、ハラハラドキドキ感がたまらなかったです!!笑
前述のストーリーが複雑で疲れると言っていた方々とは完全に反対の意見ですね。
何を観なくても、『VIVANT』だけは観るべき!!と大きな声でお伝えしたい。
これからも『VIVANT』楽しみですね・・・
一点集中して、本当に観る気満々で環境を整えてから観るのをお勧めします!!
次回:第6話 8/20(日)21:00スタート
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